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鍼灸・漢方治療の効果について
漢方や鍼灸には、自然治癒力を活性化する働きがあり、自然治癒力を高めることで病気を治し、病気を起しにくい体質を作っていきます。
鍼灸や漢方の相談をしているときに相談者から「鍼灸はそのときしか効果がないんでしょ?」「漢方の効果が出るには時間がかかるんでしょ?」といったご質問を受けることがあります。
中医学での「健康状態」とは、私たちが生きていく上で必要な生理的な反応が、あらゆる面で過不足なく順調に動いている状態の事を指します。
そして病気は、その生理的な反応が加齢や過労、飲食の不摂、不摂生、喫煙、アルコール、ストレスなど様々な理由から狂い始め、徐々に正常な働きができなくなり(免疫力低下)、限界点を越えたときに発生すると考えています。
鍼灸・漢方による治療では、このような異常反応を消し去り、身体の中での生理的作用が再び正常に動くことできるように働きかけ、病気を治していきます。
治療を行うことによって、その異常反応がすばやく元に戻る場合には、効き目はシャープになります。
一方、異常反応が複雑化していたり、自分の身体が鍼灸・漢方に対して鈍い反応しか出来ない場合には、効果を感じるのに時間がかかったりします。
要するに「自分自身の身体が、どれだけその治療を利用することが出来る力があるのか」によって、その効果は大きく変わってきます。
漢方や鍼灸には、この自然治癒力を活性化する働きがあり、自然治癒力を高めることで、病気を治し、病気を起こしにくい体質を作っていきます。
(もちろん、効果を高めるために、身体の状態にフィットした治療が行えているというのが最低条件となります。)
この異常反応を元に戻す力を私たちは「自然治癒力」といい、漢方や鍼灸にはこの自然治癒力を活性化する働きがあり、自然治癒力を高めることで、病気を治し、病気を起こしにくい体質を作っていきます。
したがって、西洋医学の薬とは違い、根気よく治療を続けた場合、服用した分だけ自然治癒力は活性化しますので、将来起こるであろう病気を予防できたり、服用を途中で止めても症状が悪化せずに過ごすことが出来るのです。
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